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もともとはどこかのゲーム会社に持ち込めば買ってくれるところがあるだろう、くらいに考えていたが、なにせマックのソフトである。
どこも相手にしてくれない。そうこうしているうちに予算は膨れ、ロイアリティーではまかなえそうもないことがわかってきた。
いたしかたなく自社発売という大胆な発想に切り替えることにした。
そこでつくったのがオープンブックという会社である。
知識を開く、みたいな意味をこめた社名だった。
どうせなら、と当時書いていた自著をCD-ROMにして電子出版の形(expanded book)で発売することを先行してはじめた。
収支はトントンだけれど、それは楽しい時期だった。
しかし肝心のタワーは、日本での発売は、毎年2月に幕張で開催されるMacWorldEXPOで予定していたにもかかわらず、なにせ人の手が足りずバグがとれない。
MacEXPO開催期日での「発売」は、いつしか先送り「発表」にすげ変った。
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